好きなことを仕事にしたいけど……
ティップス
趣味は仕事にしないほうがいい?
少しずつ仕事にしていく方法
趣味を仕事にするべき? しないほうがいい?
自分が関心を持っているからか、この論争をさまざまな場面でよく目にするような。
もしも自分の興味を持っていることを仕事にできたら、常に好きなことに関われて、モチベーションにもつながるし、やりがいだって生まれそう。
でも反対に、これまでのようにまっすぐ趣味を楽しめなくなることだって考えられるかも…… そう思うとなかなか転職までは踏み切れない。
実は、たとえ大きく方向転換をしなくても、少しずつ仕事にしていく方法もあるんです。この記事が、小さな一歩を踏み出すきっかけになりますように。
好きなことを仕事にしたいけど……

「自分の趣味を仕事にする」「好きなことをしてお金を稼ぐ」。
学生時代にアルバイトを探していたとき、就職活動をしていた時期など、だれもが一度は考えたことがあると思います。もちろん、わたしもめちゃくちゃ悩みました……!
いっそのこと迷いを捨てて転職することも大きな切り札ですが、取り巻く環境ががらりと変わることになるし、まだそこまで思い切った行動はできそうにない……
そんな悩みを持っている方に向けて提案したいのは、趣味を少しずつ仕事にしていく方法です。次の段落から詳しくご紹介していきますね。
どんなところが好きなんだろう?
一見地味にも感じますが、あらためて趣味のどんなところが好きか、はじめの一歩は自己分析を始めるところから。じっくり自問自答を繰り返したり、だれかに話を聞いてもらったり、だんだんと理解を深めていってくださいね。この地道な作業をこなすなかで自分の本質に近づけるはずです。
紙に書き出す
就活の時期にマインドマップを作った方も多いのではないでしょうか。個人的には、形式にこだわらず、素直な気持ちをどんどん書き出してみるのがやりやすいかなと思っています。好きな作品や商品、どんな部分に影響を受けたのか、好きになったきっかけなど、自分の頭のなかに隠れている「なぜ?」を紙の上で整理しましょう。
友人に相談する
ひとりで思考を深めるのが苦手…… だれかと話しながらの方が向いてるかも…… と思うかたは、気の置けない友人に、自分の悩みや考えを打ち明けてみるのはどうでしょうか? 自分のことをよく知る友人が話相手だからこそ、ふと見落としていた本音にも気づけそう。かしこまった場を設けるのもいいですが、友人ならば雑談のように、ちょっぴり脱線してしまってもいい気がしますね。
その分野に詳しい人と話す
職業によっては、どうやったらその仕事に就けるかが見えづらいものもありますよね。この方法のイメージはOBOG訪問に近いかなと思います。分野にあかるい身近な人がいるならその人に、周りに思い当たる人がいない場合はSNS上で探してみる、企業や団体に問い合わせるなど、どんな形であってもその道のプロにアプローチができることが理想です。自分の熱意や素直な気持ちを伝えたら、きっと真摯に受け止めてもらえるはずです。
好きなことを少しずつ仕事にしていく方法
転職のみならず、視野を広げてくれる選択肢はいくつもあります。これなら始められるかも! と思える、小さなステップから取り入れてみてくださいね。
どんな職種があるのか調べてみる

まずは業界研究として、自分の好きを仕事にするにはどのような職種があるのかを調べていきます。そこから仕事内容や労働条件などを見ていくと、よりリアルな部分が可視化されて自分ごととして捉えやすくなります。この段階では、業務形態にこだわらず広くリサーチをかけるのが〇
ダブルワークをする
ダブルワークにチャレンジするのもおすすめです。いまの仕事の基盤を維持できて、時間・給与面共に自分のペースを保ちやすくなります。ただし、副業を禁止している企業もあること、また副業をする場合の確定申告など、現実的な部分にも注意を配ることが必須になります。近年はダブルワークに特化した求人サイトやサービスもあるので、ぜひチェックしてくださいね。
資格の勉強
いますぐでなくても、のちに必要となる資格、採用試験で有利になる資格など、資格取得を目指すのも方法のひとつ。このごろでは、過去に資格勉強に関する記事もアップしています。日々の勉強時間を捻出する方法、やる気をキープするには?など、ぜひ参考にしてくださいね。
【今回のお悩み】
「趣味をみつけたい」
(ほうじ茶ラテさん・社会人2年目)
趣味がある人は、プライベートが充実して、仕事にもハリがでると聞きました。
でも、わたしにはこれといった趣味がなく、聞かれても返答に困ってしまいます。
家で映画をみたり、喫茶店にいくのは好きですが、趣味と言えるレベルではない気が……。
ちゃんと熱中できる趣味がある人って、素敵だなとうらやましく思います。
何かおすすめがあれば知りたいです。
【みんなの意見】
「好きを深めていく」
(十=10さん・社会人5年目)
映画を観たり、喫茶店へ行くこと、素敵な趣味だと思いました。
「なんで映画が好きなんだろう」「なんで喫茶店に行きたくなるんだろう」と、その理由を少し紐解いてみると、自分が何に惹かれているのかが見えてくるかもしれません。
物語が好きなら本を読んでみたり、コーヒーが好きなら淹れ方を学んでみたり。「趣味を見つける」というより、「好き」を深めていくことで、自然と夢中になれることに出会えるのかなと思いました。
「お試し気分で始めてみる」
(nagiさん・社会人3年目)
私のおすすめは「ひとり旅」と「ジム」です。
ひとり旅は、行き先ややりたいことを考えるところからスタートでき、ひとりで思う存分自由に味わうことができるので自分を見つめ直す機会にもなります◎
ジムは、モヤモヤと考え事をしてしまう時にからだを動かして汗をかくことで色んな意味でデトックス効果があるように感じます!
「熱中しないと…!」と意気込むと疲れてしまうので、「何か楽しいことないかなぁ」とお試し気分で始めてみると良いかもしれません^^
「小さな楽しいをちょっとずつ」
(めんたいこさん・社会人5年目)
質問者さんと経緯は少し違うかもしれませんが、似た経験があります。
私は元々、アニメ鑑賞や読書、推し活が好きでしたが、ストレスや年齢が上がってきたからか一切楽しくなくなりました。趣味があった状態から無趣味同然になってしまったんです。
そんな時、会社の先輩から「やりたいこと100個を作ってみるといいよ」と言われました。
行ったことない道を少し散歩する、作ったことないメニューを作ってみる…とかその程度でOKです。色々やってみると、「自分ってこんなことに興味関心があったんだ」といった発見があったりするので、趣味開拓にいいかもしれません。
また、「趣味=こつこつ熱中して打ち込んでなんかの結果を出す」みたいなイメージがありがちですが、熱中して人よりすぐれていることだけが趣味とは限らないような気がします。
大切なのは自分が楽しいかどうか。
質問者さんは映画や喫茶店に行くのがお好きとのことでしたが、それも立派な趣味じゃないでしょうか。
小さな楽しいをちょっとずつ見つけていけば、それが自ずと趣味になっていくのだと思います。焦らずゆっくりマイペースに、質問者さんの趣味が見つかりますように!
「ちょっと機嫌がよくなることを集める」
(しゅりさん・社会人4年目)
私も「趣味って何?」と聞かれると、ちょっと困ってしまうタイプです。笑
私も、趣味と言えるほどじゃないんだけど、映画を観たり喫茶店でモーニングに行ったりするのが好きです。
趣味ってカテゴライズがされてしまっているせいで、「趣味=人に語れるくらい詳しくないといけない」って、いつの間にかハードルが高くなっている気がします。
私なら、まずは「ちょっと気になる」くらいのものをいろいろ試してみます。気になっていた展示を見に行く、知らない街を散歩する、料理をひとつ覚えてみる……など。
やってみてハマらなかったら、それはそれで「これは違った!」という発見です。
熱中できる趣味を探すというより、「やっているときにちょっと機嫌がよくなること」を集めていく。
そのうち、気づいたら趣味と言えるものになっていたり、「これは自称:趣味でもいいかも」が見つかるのかもしれません。
「小さい頃の好きを遡る」
(橘さん・社会人5年目)
小さい頃に好きだったコト、モノを遡るのがおすすめです!
昔から好きだったものが無意識的に今の自分を形作っていたりするので、大人になってから実践してみるとからだに馴染んでいるような気がすると同時に新鮮な気持ちになれて楽しいと思います…!
色々な選択があると思いますが、気軽に手を伸ばすならワークショップ等に参加して何か作ってみるのはいかがでしょうか…?
自己分析と聞くと、就職活動の時期のつらい記憶がよみがえってきそうですが……当時との大きな違いはより深く考える対象です。
自分の好きなものに関する自己分析だったら、肩の力を抜きつつ楽しんで取り組める気がしませんか?
この記事が、同じ悩みを持つみなさんの励ましになれることを期待しています。
STAFF
text:くるみちゃん
illustration:ざざ(@zaza.hibi)
